SSブログ

奇跡の惑星のならず者生物


  • おとといの夕方前、家のはるか南に3機のヘリが西へと飛んでいるのを見た。 まず見ない光景なので、バイデン大統領が都心から横田基地へ移動中なのだろうと すぐに推測できた。そしてそれできっと間違いない。 彼はそこからエアフォース1で帰国の途についたのだ。 独立国か、おい、日本は。 そして彼は機内であれどこであれ、Texas州Uvaldeでの無差別銃乱射事件の報せを 受けたのだ。帰国してすぐに記者会見し、銃規制の進まぬ自国議会に怒りをぶちまけた。 銃規制反対者によれば、銃所持はアメリカ市民の不可侵の権利なのだ。 その権利と自由が、psychic numb(心理的な麻痺)になるまで何回も何回も 大量殺戮が繰り返されても、尊重されるのだ。 ならず者が銃犯罪に走るとき、自衛をするためにも銃を規制してはならぬ、と。 バイデンさんと岸田さんが話したことも同じようなことだ。 「ならず者国家」が戦争を仕掛けるとき、こちらも対抗する武器を持たねばならない。 この理屈の延長戦上で、想定される「rogue states」はロシア、中国、北朝鮮ー 全て核保有国だ。 だから日本だって核保有しなければならないー 岸田さんはそうは言わないだろうけれど(広島選出だからそう信じたい)が、 キングメーカーを気取り、再々登板を狙っているというベーアは「核共有」を公然と 言い出している。 また、岸田さんは先制攻撃を言葉を誤魔化してできる態勢にしようとはしている。 その先制打撃に使われる兵器は、「量子もつれ」のように、光速を超えるかのように、 一瞬で「敵地」に届くのだろうか。 そうでなければ、敵は反撃のためのミサイルを発射する暇を持つことになる。 やられるなら、こっちも最初に<ある程度>損害を与えないとムカつくー というようなことか? 銃を持って全能感を抱き、他者のいのちを無差別に奪う。 核を持って全能感を抱き、他国の無数のいのちを無差別に奪う。 そうはさせないと銃を持ち、しかし抑止もできぬまま、mass shootingが際限なく 続いていく。 そうはさせないと核を持ち、しかし結局抑止力とはならず、 相互に不信を持つ国同士のいずれかあるいは両方の指導者が<とち狂って>しまえば この世の終末となる。 なんというひどい<進化>のしかたをしたんだい、 天の川銀河の太陽系第3惑星に奇跡的に生まれた「万物の霊長」は。

nice!(0)  コメント(0)