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藤井くん、男としての貫禄負け

昨夜仕事を終えてSkypeを閉じるや否や、
気になる藤井vs大橋戦を見んとAbemaを開き、
大橋六段が優勢となっていて「ああ、また藤井くん、この棋士に負けるのか」と
ガックリきていると、最後はもつれてきて、藤井くんに勝ちが見えたのだ!
ところが詰め将棋の天才でもある彼が唯一の受けの手を逃し、そのまま負け。

敗戦の弁は少なかったが、「ずっとむずかしかった」ということだったけれども、
その「むずかしかった」序・中盤までは評価値上は互角以下にはならなかったはずで、
とすれば悲観しすぎであまりに長考しすぎたというのが敗因だろう。
先の「唯一の受けの手」を逃したのも1分将棋に追い込まれてのことだった。

なにしろ大橋六段は本当に強い。
ピンクのパンツにグレーのジャケット(背広)という不思議な服装感覚の人だが、
こういう人に藤井くんは弱いのだろう。
大橋さんのこの服装感覚上の<非常識>とおそらく通底する何かが将棋で発揮され、
それが藤井くんを惑わせてしまうのではないか。

また、大橋六段は非常に<いい男>なのだ。
色気も半端ない。
藤井くんは棋力以外の何もかもにおいて正確に10歳下の<ガキ>になってしまうのだ。
いい男に気圧されてしまっている、と私は感じた。
きっとこれからも大橋さんは対藤井の連勝(今は4)を伸ばしていく気がする。
この気圧されに対抗するには、藤井くんが<おとなの男>になるしかない。


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