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深代姓の家が近所に在るが、もしかしてご親戚?

義父が深代惇郎の天声人語やその他エッセイの本3冊を持っており、
1冊はリアルタイムで私も買っていたものだが、あとの2冊は初めて読んでいる。

昭和4年生まれで、海軍兵学校を経て一高・東大(法)出の朝日新聞記者で、
昭和50年に46歳で亡くなった。

この人と養老孟司さんは日本最高知性と言ってもいいのだが、
日本最高教養人と言うのがおそらくより正確だと思う。

森羅万象を深く見つめ、しかもその視線はあたたかい。
46歳までにここまでの教養に到達するというのは並外れている。

今存命なら93歳、決してあり得ぬ高齢ではない。
せめて70歳代くらいに養老さんと対談などをしていたらどれほど珠玉の対談本に
なっただろうか。
本当に惜しい。


私はこの頃書きたいと思うことも特になくなっており、
また新しい曲についてもどんどん前に進めていこうという意欲が湧かずにいる。
いよいよこのただただ漫然と長々やってきたとしか思えぬブログも終わりか、
と思わないこともないから、深代さんや養老さんの本を新しく読み、また再読し、
なんとか自分のこれまでの思いの深化に役立てられればと思っている。




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