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2022年5月4日サイクリング

昨日は、GW中ならかえって混まないだろう都心へと自転車で向かった。
しかしそうは言っても世界有数の大都市圏のこと、
そこを離れている人が多かろうが、やはりところどころいつもどおりの賑わいと見えた。

最も都心に近いところでは渋谷区と目黒区の境辺りまで行ったのだが、
目黒川沿いは葉桜並木道となって人、人、人、それも裕福そうな中年や若者ばかりだった。
富の偏在、貧富二極化が言われているけれど、金は有るところには有るのだなあと
しみじみ思った。
え?金持ちならどっか海外とかへ行っているだろう?
いや、このご時世だし、そうでもないのだと思う。

超高級住宅地の目黒区青葉台や渋谷区南平台などを走ると、
度肝を抜かれるほどの豪邸の並びに気圧されてしまう。
田園調布や成城とは格が違うという気がした。
それはやはり、都心だから、ということなのだろう。
もちろん、そういうことなら、都心も都心、千代田区や中央区、港区の高級住宅街と
なればまた格が違うということなのだろうけれど、まあ、本当に日本国民の99パーセント
以上には<なんらの>関係もない話だ。

国道246号を挟んで北側の池尻の世田谷区が管理する「目黒川緑道」と平行する道路から
その緑道を見ると、60歳代と思しき男性が仰向けで倒れているのだった。
緑道を歩く人は一瞥はしてもなんら関心を寄せない。
離れたところから男性の胸部が呼吸で上下するかじっと見ていたが、
なんだか一向にそうは見えないので、いよいよ119番かと近づいたところ、
はっきり胸が波打ったのが見えて、「よかった」とその場を離れた。

彼は草臥れた靴を履いていた。

その緑道から丘を登った先は目黒区駒場、緑豊かなところに豪華なマンションが在った。
またもや幸せそうな人々がそこにいた。

その後昔から好きな道路である「淡島通り」を行き、「城山通り」経由で帰宅した。

A day in the life、だった。



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