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But I do care

ある種の人間たちの不条理を揶揄する歌を今制作中なのだが、捗らない。
GWということで、義父の娘との義理を欠くわけにはいかない状況だからだ。
とはいえ、人混みなどには決して出たくない私だ、
自転車に乗って気ままに緑を求めに行ったり、気の利いた町中華の店などを遠出して
見つけたりするのだ。
彼女には不満だろうが、出ないよりマシというようなことらしい。

*

ウクライナにおいてばかりでなく、大規模な殺戮は世界の数カ所で起きている。
ウクライナの場合は、東欧、つまりはヨーロッパで起きているから、
特に西欧とアメリカが<他人事>ではないと躍起になって報道し、対応するのだ。
しかも相手は宿敵ロシアだ。

殺し合いは今日も続けられているけれど、多くの日本人にとってそれは他所事だ。
それが一概に悪いとは責められない。
私だって新緑を目にして喜んでいる時、ふと、「ああ、他所事だ」と思う。

いつか自分ごとになる時が来るか。

今の与党にいいようにさせていたらその日はいつか来るだろう。

昔関わったあるミュージシャンは新興宗教の信徒で、
その団体が推す(というか一体なのだが)政党と共に核兵器廃絶を訴え
キャンペーンをしていたことがあって、そのビラを見せられ、趣旨や良しと署名もした。
その党は今も与党に連なっているけれど、一体その主張はどうなったのか。
なぜベーアなどが核武装論を唱える今、猛烈に抗議しないのか。

*

中島義道さんのように、死んだら全ておしまい、
ゆえに自分が死んだ後のことなどどうなっても一切関係ない、興味もない、
とする態度をとるのがいいのだろうか。

人生残り僅かになってきて、後は野となれ山となれと言ってしまっていいのか。

やはりそうはいかないだろうと思うのがヒトではないか。



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