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Mooさんの今日のブログ記事からー

アベノミクスのお先棒を担いで庶民の暮らし向きに背を向け続けて来た黒田総裁に「このヤロウ」と腹を立てていた矢先、松本の友人から一通のメールが。
「明日の米を買う余裕がないとの相談を受けている。支援米を調達できないか」というものでした。母子家庭が多い子ども塾関係の家庭はもちろん、「反貧困ネット」がカバーしている松本地域では生活困窮者からの相談がひっきりなしにあるのだとか。
コロナの影響で失職したとか、ただでさえ安い非正規雇用の賃金では子どもの教育費の捻出もままならないなどの、深刻な実態が広がっていることが窺えます。

朝メールを受けてから、これまで災害支援などで協力してくれていた農家の人たちに声を掛け続けていますが、米の価格が暴落しているため、農家も自分の家の分だけを確保してあとはすべて農協に出したという人が多く、以前のような余裕がなくなっているので、支援米を集めるのもままならない。
しかし、中には快く応じてくれた人もいて、何とか60キロほどを確保して、今日か明日に届けることができそうです。
このような状況を見ると、大きな災害があった場合に以前のような支援活動が出来るのかどうか、大変不安です。


*

60kgの米を無償提供くださった農家の方、そして反貧困ネットの方、
そしてむろんMooさんたちこそ、チャプリンの演説が説く人の在り方を確かに行動で
示す人々ですね。

銃犯罪には銃で対抗という何ら解決にならない、致命的に頭の悪い人間の思考と同じで、
軍備を増強する国には同じく軍備増強で対抗ということしか考えられぬ政治屋たちが
途方もない額の予算をそちらにつぎ込もうとし、
真面目に働いていても生活に苦しむ人々、その子どもたちの存在を軽んじる
この今の状況を私たちは打破しなければいけない!

もう昔の、ある程度抑制があった自民党ではないのですよ、もはや。
なぜ昔の自民党はまだ暴走しなかったかと言えば、
まずリーダーたちに今の者たちに比べはるかに学識教養があったこともありつつ、
何より、彼らが戦争体験者だったからです。

自民党に任せておけば極端なことにはならないなんて、もはや全くの幻想です。

さあ、世田谷区にも(身近なところという意味で)少ないかもしれないがきっといる
厳しい家計状況に苦しむ家庭の方々に、私も何かしらの力添えをしましょう。

https://hanhinkonnetwork.org/donation



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どっちが永遠だろう

昨夜偶々見たNHKの「映像の世紀」に感じ入った。
チャプリン(チャップリンとは表記しない)とヒトラーの、当時最新技術である
トーキー映画を使っての「プロパガンダ」合戦についてだった。

ヒトラー率いるナチスドイツがフランスを攻略、占領したその約4ヶ月後に『独裁者』が
封切られた。

私はこの映画で何度腹が捩れるほど笑い、そして滂沱の涙を流してきたろう。

ヒトラーという悪魔的大衆扇動家が生まれ、世界を確かに席巻した頃、
強靭な民主主義精神と愛を持つ演技と映画制作の天才が同時に存在したことを
天の配剤と言わず他の何をそう言えばいいだろう。



この演説、永遠だ。

そしてヒトラーは、末期に自分とナチ党は滅びるが、
同じ思想を持つ者が百年後また台頭すると予言した。

どちらが本当の永遠なのかー



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