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私の「摂取不捨の利益」はBeatlesだ

YouTubeでBeatlesの曲や関連のvideoを視聴していて
コメントを読んだりすると、いかに多くの人がこの20世紀最高のバンドをいまだに
愛しているかが分かり、「その通り!よく言った!」というコメントにはジーンとくる。

PaulとRingoがまだ生きていてくれる幸せー
そのPaulがJohnの息子SeanとJohnのことを語ってくれるのを聴ける幸せー

私は本当に幼い頃からいろいろとBeatlesに纏わる記憶を持っているけれど、
なぜかいの一番に1967年の夏、わたしたちが「大日川」と呼んだ阿賀野川の支流の
風情を思い出すのだ。

その年、私の誕生日にSgt. Pepper's Lonely Hearts Club Bandが
世界同時発売となった。

大日川でわたしたちは泳いだ。
水メガネは必須で、ヨモギの葉でレンズを拭けば曇らないという伝説を信じて
クコクコと音を立てた。

真っ白い綿雲が怠惰な羊のように青空をゆっくり渡っていく。
ミンミンゼミがアブラゼミの通奏をバックにひときわ大きくそれぞれ独唱する。
浅い川だから、飛び込みなどはしない。
流れにからだを任せて、空を見ている。
指がふやけてくると対岸の岩場で休む。

With a Little Help from My Friendsが、
Getting Betterが、
ずっと頭の中で鳴っていた。







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