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I'll Be Back (Cover by MNEMO)

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アルバムHard Day's Nightで一番聴き、かつ唄ったのはAny Time At Allでした。
思春期、うまくいっている、ないしはうまくいった恋の歌が
なにしろ大好きだったからです。
If I FellもPaulのパートを中心に、高い地声の鍛錬でよく唄いました。
I should Have Known Betterも大好きでした。

今回カバーしたI'll Be Backは、上の3曲よりは唄う頻度が低かったのです。

You know
If you break my heart, I'll go
But I'll be back again

いきなりAメイジャーがAマイナーに転調し、3-part harmonyで切ない歌詞の
切ないメロディーを歌い、「But」と言って前向きになるー
陰陽の転換がめまぐるしい感じがしたのですけれども、
恋の行方に雲がかかったと思うとすぐに晴れるー
なんだか自分の恋のようでした。
ほぼすべて自分のこころ持ちの問題であって、「彼女」は別に雲をわかせたり
取り除いたりはしていなかった。
独り相撲ですね。

「僕は戻ってくるからね」という前向きな題名だし、歌詞ですが、
fade-outでは結局Aマイナーで減衰し切ります。
それが悲しかった。
私のカバーでは、微妙ですが、「好転」の兆しで終わります。

なにしろ哀愁の歌ですよ、やっぱりね。
I'll Be Backと帰ってきても、歓迎される保証はないのです。

I wanna go
But I hate to leave you

ってすごいじゃないですか。
つらすぎて、どっかへ行ってしまいたい、けれど君と別れたくないって!


ときどきこの歌を偶然YouTubeとかで耳にしたりすると、
ほんとうに泣きたくなるときがあります。
3-part harmonyがほんとうに切ないです。

*

例によってまずはアコギ1本の伴奏で歌うことから始めましたので、
ドラムスとかはマニュアルで打ち込んでおり、揺れを感じられたならお許しを。




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