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過酷な天災と人災の世

正午のニュースを見て、おとといの地震被災のようすを知りました。
こころからお見舞い申し上げます。

3.11以来多分3度目の大地震に見舞われた福島、宮城両県の太平洋側地域のみなさま、
荒天の中、家の修復や断水による不便で本当にお疲れのことでしょう。

こんな頻度で大地震に襲われてしまっては、もはや居住不可能なのではないかとすら
思われていても不思議ではありません。

しかも地域には女川、福島第一、第二と、3箇所に原発があるのですから、
なおさらです。


英語の「rage」はふつう「激怒(する)」という意味ですが、
比喩的に自然が「荒れ狂う」、「猛威を振るう」という意味でも使います。

東北沖の海と大地の神は何をそうお怒りなのか、と私などは思うのです。

いや、東北沖ばかりであるはずはないのです。
もしかすると今こそ日本列島は地震学的に最悪の時代に突入しているのかもしれません。

コロナ、そして大地震・大津波・・・

少なくとも人為により災禍が重大化しないようにと祈るばかり、

ロシアによるウクライナ侵攻・・・

これは純粋に人為ですから、すぐにやめれるのですー
War is over if you want it!
(望めば戦争は終わっている)



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183センチの体躯、鮭の骨と身の賜物か

宝田明さんの名をこのブログ(東宝砧撮影所のことについての3.11の記事)で上げた
ばかりだったが、その3日後に旅立たれたと昨日知って少し驚いている。

宝田さんは旧満州での惨い戦争体験があって、生涯反戦平和を訴えた俳優さんだった。
人類の核兵器製造によって出現してしまった巨大怪獣を描く
昭和29年制作の『ゴジラ』という東宝映画は、
科学技術の恐ろしい側面に対し人類へ警鐘を鳴らす画期的な作品だ。

砧撮影所へ行けば、高さ2メートルのゴジラ・ブロンズ像が入り口前に屹立している。
むろん宝田さんも手に触れられたことだろう。
スタジオNo.5の壁に描かれた巨大なゴジラ像もすばらしい。
宝田さん、「Oxygen Destroyer」開発者芹沢教授役の平田明彦さんらが共に描かれれば
いいのにと心から思うー
「七人の侍」の壁絵には三船敏郎さんや宮口精二さんらが描かれているのだから、と。


宝田さんのお父上の実家は新潟県村上市だったそう。
會津藩と共に西軍(新政府軍)と戦い抜いて<くれた>村上藩の城下町だ。
ここの塩引き(塩鮭)は私の故郷の家では年末年始のご馳走だった。
宝田さんもきっと鮭が大好きでいらしただろうなあ、
などと思いつつ 擱筆する。

合掌。




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