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新Garagebandに期待

いよいよこの記事を書いているMac Bookを買い換える。
3年前くらいに<時代から外れ>、例えばWikipediaを開けなくなった。
しかたなくWindowsの安いデスクトップを買ったのだが、
キーボードのタッチからなにからApple恋しやで、愛着をまるで感じない。

1994年だったか、初めて買ったPCがMacintoshのLCシリーズだった。
最初がMacだとどうしたってそのデザイン性の良さや遊び心などに惚れてしまい、
Microsoftのはみなダサく見えてしまう、思えてしまう人間となった。

世田谷に越してからの音楽的outputは、MacのGaragebandを使ってのもの、
使い方を徐々に理解し、納得の録音やミックスができたと思えることも増えてきた。
新しいMac Bookにもむろん搭載されているGaragebandは最新のものになるはず、
どうミキシングなどが変わるか楽しみだ。

Garagebandはむろんプロ仕様の録音・ミックスソフトウェアではない。
すさまじく高価なソフトウェアに比べれば笑ってしまうスペックだろう。
けれども、私はほとんど満足している。

1982年とかに録音をしようとすると、市井の小さな録音スタジオで大枚はたいて、
時間を気にして、突貫工事的にやるしかなかった。
16トラックのコンソールとかを目にすれば興奮した。
いつか自分もこんなのを自前にし、スタジオを持てたらどんなに幸せかと思った。

そのころは録音をあっという間に仕上げ、すぐにミックス、
大体のところで妥協して契約時間(たとえば機材搬入・搬出含め6時間とか)内に
終わらせるしかなかったし、そのトラックダウンしたマスターのメディアは
カセットテープだった!
「メタルテープ」をマスターにするのだが、それは贅沢なことだった!
(メタルテープはふつうのより数倍高く、音質が良かった。)

2年後、SUNTORYの「バイオミンX」という健康飲料(?)のCMで私の作品
Prideが採用され、その録音で行ったプロだけが使える都心のスタジオ
(どこであったか完全に失念)は気圧されてしまうほどのきれいさ、豪華さで、
ナン億円というような48トラック(?)の巨大コンソールを見て卒倒しそうになった。

そんなすばらしいスタジオでの作品も、個人レベルでいただく完成音はやはり
カセットテープにダビングされたものだった。
無音のところは「サー」という音がして事実上有音だった。
たとえドルビーのnoise reductionをやってもだ。


時は下って、旧バージョンのGaragebandはどうだ!
そんな雑音は入らない。
音質も<昔>のプロスタジオ収録のものと遜色ない(と私は思う)。

なんというありがたい時代まで生き延びられたことか!


*

ここ数日コンスタントにリクエストがある1984年に降りてきたAll We Know
としてタイトルをつけられ、後『君にたどり着いた』となった曲を再掲します。
前回にも書きましたが、大サビからサビの部分にこそ<私の>憂愁表現のひとつのピークが
あると思っています。
詞もやはり憂いある慎重さ、ですね。

君にたどり着いた (English Version) ーKing Reguyth & MNEMO
(Re-recorded in 2021)
掲載終了

大サビからサビにかけてのlyrics:

It took me so long to find you
Why did I have to live without you this long?
Now that I know
We’ll never part
Unless we want to


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