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ずっと悔いつつ、幸を祈り

家族間の諍い、友人知人の間での軋轢など、
当事者たちが60歳を超えれば互いにその無意味さに気づいてくることがある。
何だかんだ言ったところで、もう時間はないんだ、
今生の別れを苦々しい関係のままにしたくはないー
全ての人がそうとは言わないが、そう思うものではないか。

やったことの罪が経年劣化するというのはあるだろう。
巷でよく言われるところの「時効」というやつだ。

私がそういうことで赦されているのかどうかは分からない。
生涯赦してくれない人も多いだろう。
自分のせいであるのは分かるが、不幸なことだ。

だから私の罪を赦さぬ人々へは、「私は悔いていますし、あの世へ行っても、
ずっとそうであり、また、あなたの幸せを祈っています」と言うよりない。

そう言って赦されるとも思っていないのだけれど。


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