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Baby Blue (Badfinger / Partial Cover by MNEMO)

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私がすさまじい回数レコード(!)と一緒に歌った曲、
昨日はIt's Only Loveだったが、今日はBaby Blueだ。

コピーに近いカバーで、まあこの辺が限界。

*

この歌は中学3年のときにハマって、歌詞の細かいところまでの意味がどうしても
知りたくなって、中1のときギリシャはニコシアから帰国してきて
すばらしい英語を話す同級生のYNさんに、上の写真がジャケットだったこの曲の
レコードを数日貸して、訳してもらったのだった。

「baby blue」自体は明るく淡い青色のことだ。
曲中「My baby blue」と言っているから、歌い手(Pete Ham)にとっては
「淡く明るい青ちゃん」という彼女がいたのだろう。
ただ、言葉遊びとして、「baby」は愛おしい人のこと、「blue」はその人の印象とも
捉えることができよう。YNさんはそうは書いていなかったと記憶するがー
単に「私のベイビーブルー」とそのままの訳だったと。

今YNさんはNの部分のイニシャルも変わって某医科大の先生だが、
定年で隠居しちゃったかな?(笑)
憶えているかな、Baby Blue。

*

この歌は、アメリカでBadfingerの曲としては相当に売れた。
地味なところがあると思うのだが、さすがのlistenersがいっぱいいたんだなあ。

Pete Hamはウェールズ人。
音楽業界のゴロツキに騙されてしまい、ヒット曲をいくつも飛ばしたのに破産状態に
陥って、生まれてくる娘と妻を残し自殺した。

Without Youは彼の曲であり、Harry Nilssonが歌い空前のヒットとなった。
すっきり明るい曲を書くことがなかった人だった。
一見明るくても、淡い青で、憂愁があった。



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