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2023 師走雑記 2

棋王戦挑戦者は伊藤匠七段に決まった。
すばらしい!
世田谷区三軒茶屋の宮田八段道場から二人めの棋王戦挑戦者が出た。
数年前デビュー早々本田圭四段(現六段)が当時の渡辺棋王に挑戦し、敗れている。
宮田門下生、本田26歳、斎藤明日斗五段25歳、伊藤匠七段21歳。
前者2人は川崎市出身、きっと田園都市線沿線の宮前か高津区だろう。
伊藤七段は東京都世田谷区、そのどこかは分からない。
幼少よりバスで三軒茶屋に通っていたから、田園都市線沿線とも言い切れない。

だからど〜した!

銀河戦は狛江市民の丸山九段が藤井八冠を破って優勝。
世田谷区民の伊藤七段も、丸山さん同様、広く<多摩川の民>として
藤井さんにいよいよ土をつけて欲しい!

*

Kに「将棋のことばっか書いてるからブログ訪問者が減ったんでは」と言われたことは
昔書いた。

藤井さんが大偉業を達成してからは、もう、少し前までの私の熱狂は去っている。
大天才を見るのは、どんな分野においての人であれ、楽しいではないか。
だから熱狂していたんだよ、K。
藤井さんがおさまるところにおさまったら、もうそのcrazeはない。


朝日新聞には大出記者がいて、囲碁応援の姿勢が凄まじい。
対して将棋は大出さんの後輩村瀬記者。
スポニチから移ってきた北野記者は囲碁も将棋もカバーする。

囲碁棋士のインタビューものを読んでいると、一様に日本での囲碁人気衰退の危機を
強く意識することばが吐かれている。

手の広さで言ったら、囲碁は将棋の比ではない。
自由度が高過ぎることが、初心者にはかえってとりとめのなさに通じてしまう。
しかも囲碁は「世界戦」があって、現在中国と韓国に全く敵わない。
井山、一力、芝野という日本最強の棋士たちも「世界」では並以下になってしまう。
中韓最強棋士を破る「日本人」棋士が出てこない限り、囲碁ブームはまず訪れないと
私は見ている。

そんな棋士が出るのか?

将棋はガラパゴスで良かったね、という感じ。
藤井ブームは今のところあまり衰えていない。
このスーパースターの登場で、将棋連盟は囲碁の日本棋院・関西棋院をさまざまな面で
圧倒していると言っていいと思う。
しかしむろん一長一短、痛し痒し。
「藤井八冠」が日本以外で大ニュースになることはない。
広がらない。

*

さて明日から<冬期の特別態勢>だけれど、数年前から「コマ」を減らしてきたので
大して繁忙ということはない。
けれども、私は到達度検証テストづくりに精を出すタイプなので、
実際の授業時間と同等の作成時間をかけてしまう。
こんな熱心な講師はいないぞよ。


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