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反論

朝書いていた記事、上げようとしたら「メンテナンス中」とかで撥ねられた。
今夕方5時、ようやくメンテナンスが終わり記事編集ページへ行くと、
自動保存されていたのは半分ほど、嫌になってしまった。

そこでこれからちょっとだけ嫌気を押して書いてみる。

*

朝日新聞の小三治師関連の記事で、こういう部分があった。


<30代後半の師匠が、雑誌の対談でホスト役を務めていたとき、
相手の歌手に「どうしてあんなにうまく歌っちゃうんですか」と聞くよう
担当編集者に言われたことの意味を、ずっと考えていた。
うまく歌うと、歌の持っている心が隠れてしまう。
だから「うまくやろうとしないこと」。そんな答えにたどり着いた。

「でも、それが難しい。じゃあ、下手なまんまでいいのかっていうと、
そうじゃないんだよねえ」と笑い、「形を取り払って中身を、心を見ていくこと。
すべてのものへの見方が変わっちゃった。落語の好みも、やり方も」と話した。>


「相手の歌手」とは森山良子さんらしい。
透き通るような声の持ち主で、確かにうまい。

「うまく歌うと、歌の持っている心が隠れてしまう。」

この一文は問題だろう。
すぐ次に言っているように、
「うまく歌<おうとする>と、歌の持っている心が隠れてしまう。」
でなければならない。

<歌心露わにうまく歌うこと>こそシンガーの目指すところなのだ。



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