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気分直しに、池田と大町の気象学的差異のこと

Mooさんに拠れば、おととい現在(?)安曇野・池田町は積雪1センチ、
ところが北隣の大町市は大雪らしい(どのくらいかの記載はなかった)。

冬に氏のお家(池田町)に泊めていただいて大町市に数日間通った経験から、
私もある程度池田と大町の天気傾向の違いは知っているのだけれども、
池田町はかえって南岸低気圧(関東の南を通過し、東京に雪をもたらす)によって
大雪になったりするのであり、強い冬型の「西高東低」パターンで大雪になるのは
もっぱら大町ということになるのだ。

Mooさんも不思議に思う池田町の特異な天気傾向だけれども、
松本市とそれはほぼ同じであって、結局太平洋側気候に大体準ずるのだ。
しかしそれでも池田町が大町に隣接していてそことはまるで違う
天気になるのはなぜなのかー
そこがMooさんの思う謎なのだ。

素人が云々してもしかたがないけれど、やはり松本盆地(松本平と安曇平)は
総体として太平洋側気候に準ずるのであって、その北限が池田町、松川村で、
それより北になる大町市は、安曇平の極北だが、日本海側の気候になるー

池田だって大町だって、北西風なら分厚い北アルプスの山塊がブロックし、
雪雲もそう簡単にはそれを越えてこられないはずだけれどー

まず、大町は数秒単位であっても池田より北であること
(つまり雪国の新潟や富山により近づいていること、より寒いということもある)、
次に、大町は池田より確か海抜200メートルほど高いこと(池田の雨が大町では雪
ということが大いにありうる)、
さらに真北から風が入れば、「塩の道(新潟の糸魚川に通じる)」を通って
雪雲が入りやすいかもしれないこと(池田もその「道」の途上だが、到達までに
勢いを失ってしまうことが多いかもしれない)、

などが要因かもしれない。

どうでしょうね、Mooさん。


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