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超luckyな20歳



先日亡くなったAlan Whiteの、Plastic Ono Band加入の経緯を語るビデオです。
まだ20歳だった彼をロンドンでのギグでJohnが見て、面識もないまま
その翌日に、トロントでのコンサートでバックをつとめるバンド(Plastic Ono Band)の
ドラマーになってくれと突如Alanに電話をかけ、Alanは当然友達の悪ふざけと電話を
切ってしまうのですが、Johnが掛け直し、本当にJohn自身からの電話であって、
<明日>Yoko、Eric ClaptonとKlaus Voormannとでトロントに発つから来てくれと
言うのです。そしてリムジンを差し向ける。

何という話でしょう!

Instant Karma!での彼のドラミングは音楽が人類にある限り、ずっと参照される
名演であって、イギリス北東部の果ての方、私が絶賛する「英国ミステリー」ものの
傑作Veraの舞台に近いNew Castleの出身の彼は、突如組まされた新しい<下モノ>の
相棒、ドイツ人のKlausとも初めてヒースロー空港で会い、
そのKlausはAlanのGeordie訛りの英語をちっとも理解できぬまま(このエピソードは
他のビデオでKlausが語っています)、機内で「リハ」をしたと言うのですから、
本当に笑ってしまいます。

なにしろ、U2などもカバーしているInstant Karma!はあらためてすばらしい曲です。



カバーしてみたいけれど・・・。

*

追記

AlanがInstant Karma!をBBCのスタジオで<マイム>で叩いている姿、
カッコいいですね、本当に。
最高のfill-inの2度目は、本気で叩いていますね。
この長髪の若いドラマーが、上のビデオのおじさん(おじいさん?)になってしまう。
本当に、時間というのは、エントロピーの増大そのものだと思います。
(違いますか、中島先生。)


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