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ライラック色の雨

syringa-vulgaris2.jpg



配信終了しました。


Lilaceous Rain
words & music King Reguyth & MNEMO

Let up on me, now, please, babe
Let me tell you it was just a whim
Understand me, now, please, babe
I didn’t mean to go out on a limb

Ah
I know you’ll never do
Ah
But I still hope you’ll do

Lilaceous rain’s gonna fall
Down on your head
And it’s gonna steam

The rain comes down from my eyes
And it’s gonna make a silver stream

Ah
The scenery I saw in a dream I had last night
Ah
Revives so bright

So bright
So bright



*

1990年くらいに降りてきた作品です。
いいところ(?)でfade outしてしまいますが、まあ、本格録音ではないので
お許しを。

私が強いて最高に好きな色を挙げるなら、ライラック色ということになります。
紫系の色は陽が当たっても当たらなくても輝きます。
特に雨の日など、他の色の花に比べ一番の光彩を放っています。
まあ、私にはそう見える、ということですが。


*

追記

先日記したように、モニターしながら録音ができないという悪条件下のことでした。
ただ、シンセサイザーを録音するときは、なぜかモニターできるという変な状況です。
マイクを使っての生音(声、アコースティック・ギターなど)録音のときだけ
不具合が生じます。
いずれにせよモニターランプがまったく点かないままです。


この歌が降りてきた頃、ELIXIRというユニット名で音楽活動をしていました。

「lilaceous(ライラック色の)」という単語に大昔に出会い、
字面から音から意味からすべて好きで、きっと歌詞に使いたいと思ったもので、
まずはReptilesという歌で使いました。
そしてこの歌にー

Surrealisticな歌詞になっていますが、let upという、雨が「上がる」という句がまた
大好きで、さらにlet up onで「~に対し(それまでの厳しい態度を)ゆるめてやる」と
いう成句があり、この意味の発展のしかたがまた大好きなのです。

そしてgo out on a limb(危ない橋を渡る)という成句ー

当時アメリカの女優(俳優)Shirley MacLaineのOut on a Limbという体験記と
言うべき本にハマってしまい、次作Dancing in the Lightと共に、spiritualな
世界へと誘われてしまったのでした。
(これには余談があって、当時私を買ってくれた某メイジャー・レコード会社の
Irish Americanのディレクターが、私が貸したこのDancing in the Lightに触発され
突如アメリカに帰ると言い出し、その社でのデビューがポシャッたのでした!
まあ、他にも突然の退社には理由があったようですが、決定的な契機になったのは
この同じIrish Americanの女優の本だったのです。)

マクレーンは娘にSachi(=幸)という名をつけるほどに親日家で、東洋思想に
深く傾倒する人です。Out on a Limbでは、核力こそ「God force」なのだと
アンデスの山中での神秘体験で悟る場面は圧巻でした(と言いつつ、確かそうだった
という記憶で書いています。この本はどこに行ったものか、失くしてしまいました。
貸したままになったかな。なお、もちろん訳本ではありません。)

マクレーンはこういう本を書くことの危うさを十分知っていたがゆえの本のタイトルです。
今Wikiでこの本のことをちょっと調べたら、let up onという成句が記事中にあって、
私は驚いています!


1990年前後、本当にいろいろあった年月です。




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