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『星の1秒』収録時の挿話

パンちゃんが(この頃このblogによく登場)コマラジを聴いての感想の一部を
彼のブログで書いています。

井上大輔さんのことに触れていますけれど、
私は井上さんは「井上忠夫(本名)」さんとして小学生の頃TVで知りました。
ブルー・コメッツのフルート(木管楽器)とリードボーカルとしてです。
大ヒットした『ブルー・シャトー』も井上さんの作曲でした。

いわゆる「グループサウンズ」の大御所で、個人としても売れっ子の作曲家であり、
私はもうただただ平身低頭でしたが、とてもやさしい方で、感激しましたっけ。
『ガリアン・ワールド』でも『星の1秒』でも熱心に私の歌を聴いてくださり、
アドバイスを下さいました(「せ・んねん」と唄うアイディアは井上さんからのもの)。

『星の1秒』の歌入れのときは私もリフレインの「Talking to the daisies」から
始まるスタンザでは本当に気が入り、「full of tears in my eyes But I know」の
ところでは本当に涙が出て歌っていました。

録り終えると調整ブースの井上さんや藤倉さん、EUROXのメンバーがしばらく
私に声をかけない状態が続きました。
私が「心を吐いた」ことをよく理解し、互いに余韻に浸っていたのでしょう。

安里くんがようやくバックトーク・マイクで、賞賛の言葉をくれました。
「みんな聴き入っていたよ」と。

うれしかったけれども、実は安里くんとはその前にやりあっていたので
複雑な想いがしたのをよく覚えています(笑)。


懐かしいですね。




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