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2024 長月雑記6

昨日は姉の花の絵を鑑賞に都内某所へ。

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これ以外にいくつも姉の絵はあったけれど、まあ、一枚だけ。
花好きの姉、それは母からの影響だと言う。
あまりに花が好きすぎて、<ライバル>の蝶々が大の苦手。

次兄夫婦も来て、姉弟会は盛り上がりました。

*

昨夜11時頃に帰宅して、窓を開けたら庭から「チッチッチッ」という声。
秋の虫カネタタキでした。

昨日の未明、自転車散歩したら、市街地で鳴いているのはツヅレサセ。
(アオマツムシも鳴いていただろうが、無視。)
多摩川へ出るとエンマコオロギも鳴いていて、安心。
「安心」っていうのは、まだ秋の虫たちはガンバっちょるという意味で。
エンマは早めに脱落する虫であることを知っているからです。
一番早く脱落するのはキリギリス。

スズムシなんかも鳴いてくれれば最高だけれど、東京23区にはいないでしょうね。

*

再び姉の話。
姉が絵が上手であることは、3人の子育てを終えて彼女が花の絵を描き出すまで
私はついぞ知らなかったのです。
姉の絵心またその技術の才能は母方の伯父に近しいと私は思っています。
伯父は絵(版画含む)も字もプロ並みに巧かった。

母は達筆で、伯父に劣らずー
その<血>を私が受け継いでいるとは言われるのですが、
いやいや、自己流もいいところでね、私の場合。

私の詩心は、俳人であった父から受け継いだかもしれませんが、
俳句に関して言えば、父はちゃんと句会に入っていて、師匠格の先輩がいました。
私などは全くこれまた自己流で、まあ、ロクでもない。

風を入れ
行の間に
鉦叩(カネタタキ)

本を読んでいて、ある事柄に引っ掛かっているー
秋風を書斎に入れて、また考え始めると、カネタタキが「チッチッ」と鳴いている。

Letting the wind inー
Resuming to read between the lines,
I hear the sound of a kanetataki cricket

カネタタキは木の幹などで鳴くようです。
木が好きなコオロギの仲間は「Nemobius」というらしく、私と同類のようです。

*

今日は私も鳴きましょう。



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