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What Can I Give Back to Her(=America)

夏にさよならの雨、大雨ってありますよね。
長い人生で何回か経験してきました。
湿気は当然残るものの、気温は以降はっきり降下する。
今朝は昨朝にまして涼しいのです。

*

昨夜は仕事開始寸前までCNNのアメリカ民主党全国大会でのミシェル・オバマ
元大統領夫人とバラク・オバマ元大統領の演説を聴いていて、
あまりの二人のeloquenceに心何回も打たれて、その興奮がしずまらぬまま
Skype授業を始めたのでした。

生徒らにその感動を告げ、きっと録画を見るようにと訴えました。
歴史的な演説だったのは疑いようがない。
なんという夫婦でしょう。
この奇跡のようなカップルの二人の娘さんはどれほど優秀で、
compassionとempathyに溢れていることかと思わざるを得ません。

しかし二人も、カマラさんもティムさんも、もちろん強く意識しています。
知性、理性、人格のまともさ、人柄のあたたかさ、ユーモア、肯定的な人生への態度
などなど、全てで大差、いや比べることすら不可能なほどの違いがあるにも拘らず、
共和党の相手候補をそれでも支持する無茶苦茶な層が侮れぬ数でいることを。

日本の政治状況がただただ悲しい。
国民が希望を持てるプランを圧倒的な言語能力で力強く示せる政治家が一体
どこにいますか?

推薦人数トップらしいお坊ちゃん(とは言えもう40代か)がどうやって
このアメリカのHarris=Walz政権に渡り合っていけるというのでしょうか。
すさまじいほどの知性と経験がある大統領と副大統領は、
もしあのお坊ちゃんが首相にでもなったら、組み易いを超えてあまりの手応えのなさに
不安すら抱いてしまうのではないか。

Obamaさんが原爆投下の謝罪はせずとも広島に来て犠牲者へ哀悼の言葉を捧げたように、
Harrisさんなら辺野古のことでも、沖縄の長きにわたるあまりの負担偏重を鑑み、
なにかしらの打開策を共に探れるかもしれないチャンスなのに。

*

話は戻ってMr. & Mrs. Obamaの演説を聴いていて、
そして感動して涙し、また歓呼する大聴衆を見ていて、
我が歌「IS THIS AMERICA」をYouTubeに上げて、応援したいと心から思いました。

New Yorkのやすさんと望外に会えるようになったのは、そのことを話すためかとも。

きっとそうだ。


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