成城3、4丁目讃歌
台風一過で空は澄み渡っている。
しかし暑い。
成城方面へpotteringに出て、仙川沿いなどで多くの高齢者とすれ違った。
「あ、俺もそうか」と気づく。
しかし多くが私より先輩だと・・・信じたい。
成城7丁目の仙川沿いの街並みは、成城の核心2、3、4、5、6丁目に比べれば
「成城協定」もないところだから余裕ある敷地を持つ家は少なく、
密集度が高いのだが、居住者の品の良さを感じる佇まいがある。
歩道の木々は多種ではあるが、今は百日紅が十数メートルおきにあって、
色とりどりの花をつけ、青い空との対照美しく、心和ませてくれる。
そこから9丁目を経て、4丁目、3丁目と自転車散歩は続く。
私の成城讃歌は縁がない人間の羨望の発露でしかないと思われるかもしれない。
まあ、羨望がないはずもないので、それは認めてもちっとも構わないけれど、
そんなことより、国分寺崖線の環境を極力守りつつの居住者らの生活ぶりが好ましく、
この点こそが私の成城讃歌の肝心なところなのだ。
豪邸だらけの3丁目に信号のある交差点があって、
その交差するいずれの道路も交通量は昼でも少ない。
早朝ともなればほとんどないと言っても過言ではないところだ。
そこへ私が差しかかる数十メートル前、ジョギングする40代と思しき男性が、
赤信号を守って、スポーツ・ウォッチを見たり、
いじったりしつつ横断歩道の端にいるのだ。
信号が青になって、彼は走り出した。
交通法規遵守、当たり前のことだけれど、私は感心した。
そのまま進んで、やはり3丁目、左に曲がってまっすぐ数百メートル行けば
成城学園前駅の南口に通じる交差点で、
今度は女子高校生が同じように信号をしっかり遵守するー
先のjoggerの時と同様、一台のクルマも通らないという状況でだ。
感心は感動に変わった。
「民度」という言葉を使うのはよほど慎重でなければならないと常々思っているが、
そしてむろんあの辺りの住人でも例外はいるに違いないのだろうけれど、
成城の特に国分寺崖線付近の3丁目、4丁目の民度は高い、と感じる。
今朝のことばかりではない。
狛江市東野川に住んでいたもう30年以上前からずっと成城のこの地区にも頻繁に
足を運んできての感想だ。
なるほど都内屈指の<高級>住宅地であるはずだ。
その3丁目や4丁目の国分寺崖線際から見えた富士はすばらしかった。
はっきりくっきり。
住民たちはこの気高い眺めを求め、崖線の木立がもたらす静謐、
崖線下の水(野川)の潤いを求めたがゆえにここに居を構えたのだ。
もう一回。
なるほど都内屈指の<高級>住宅地であるはずだ。
しかし暑い。
成城方面へpotteringに出て、仙川沿いなどで多くの高齢者とすれ違った。
「あ、俺もそうか」と気づく。
しかし多くが私より先輩だと・・・信じたい。
成城7丁目の仙川沿いの街並みは、成城の核心2、3、4、5、6丁目に比べれば
「成城協定」もないところだから余裕ある敷地を持つ家は少なく、
密集度が高いのだが、居住者の品の良さを感じる佇まいがある。
歩道の木々は多種ではあるが、今は百日紅が十数メートルおきにあって、
色とりどりの花をつけ、青い空との対照美しく、心和ませてくれる。
そこから9丁目を経て、4丁目、3丁目と自転車散歩は続く。
私の成城讃歌は縁がない人間の羨望の発露でしかないと思われるかもしれない。
まあ、羨望がないはずもないので、それは認めてもちっとも構わないけれど、
そんなことより、国分寺崖線の環境を極力守りつつの居住者らの生活ぶりが好ましく、
この点こそが私の成城讃歌の肝心なところなのだ。
豪邸だらけの3丁目に信号のある交差点があって、
その交差するいずれの道路も交通量は昼でも少ない。
早朝ともなればほとんどないと言っても過言ではないところだ。
そこへ私が差しかかる数十メートル前、ジョギングする40代と思しき男性が、
赤信号を守って、スポーツ・ウォッチを見たり、
いじったりしつつ横断歩道の端にいるのだ。
信号が青になって、彼は走り出した。
交通法規遵守、当たり前のことだけれど、私は感心した。
そのまま進んで、やはり3丁目、左に曲がってまっすぐ数百メートル行けば
成城学園前駅の南口に通じる交差点で、
今度は女子高校生が同じように信号をしっかり遵守するー
先のjoggerの時と同様、一台のクルマも通らないという状況でだ。
感心は感動に変わった。
「民度」という言葉を使うのはよほど慎重でなければならないと常々思っているが、
そしてむろんあの辺りの住人でも例外はいるに違いないのだろうけれど、
成城の特に国分寺崖線付近の3丁目、4丁目の民度は高い、と感じる。
今朝のことばかりではない。
狛江市東野川に住んでいたもう30年以上前からずっと成城のこの地区にも頻繁に
足を運んできての感想だ。
なるほど都内屈指の<高級>住宅地であるはずだ。
その3丁目や4丁目の国分寺崖線際から見えた富士はすばらしかった。
はっきりくっきり。
住民たちはこの気高い眺めを求め、崖線の木立がもたらす静謐、
崖線下の水(野川)の潤いを求めたがゆえにここに居を構えたのだ。
もう一回。
なるほど都内屈指の<高級>住宅地であるはずだ。