2024 葉月雑記 2
79回目の長崎原爆忌。
爆心地周辺の地獄絵図は、どんなに説明されても、想像を絶する。
長崎市や広島市に1945年に住んでいたというだけで、
十数万という大きな集団が瞬時に焼き殺される<運命>を誰がもたらした?
一義的にはHarry Trumanだが、もちろん彼だけではない。
戦争はしかたがない、お上には従うしかないとしたすべての人間だ。
その当時の<やむを得ない>事情、国際情勢があった?
だから世界で何千万が殺し殺されてもしかたがなかった?
とすれば、人間というのは互いを殺し合う本当に愚かな生き物なのだと自覚せよ。
その自覚から導かれるのは、不戦、非戦、アヒンサーしかないではないか。
黙祷。
*
昨日の砧公園、夕暮れ。
「夕焼け」は夏の季語、そして今はもう初秋。
晩夏や初秋によく見られる淡い色の夕焼けだった。
砧公園の木立でヒグラシの声を堪能した。
ヒグラシは針葉樹によくとまり、そこで鳴く。
ツクツクももう鳴き出している。
秋立ちて 深くなるなり 白昼夢
洗車をしていると、シオカラトンボがやって来た。
「おまえさんは、いったいどこからやってくるの?」
近くに池や淀みのある川などはない。
やはり砧公園からはるばる来たのか。
「ここまでのルートを親から教わったのかい。それはないか。
暑い中、ご苦労さん。庭の蚊とかいっぱい食べてっておくれよ。」
*
日向灘の大地震。
南海トラフのさらなる大規模地震に備えよ、と。
2011年の東日本に続き、次は南西日本ー
これはもういつかは来る、不可避だ。
関東にも連動で大地震が来るかもしれない。
Mooさんの自給自足が羨ましい。