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War Is Over (If You REALLY Want It)

Kamala Harris民主党大統領候補は、ウクライナ戦争についてどんな政策をとるのだろう。
副大統領として仕え、今回大統領候補を禅譲してくれたBidenの路線を踏襲か?

愚かな戦争をやめさせる努力をしてほしい。
ウクライナ支援は西側主要国の一致した行動だけれど、
プーチンを追い詰めるだけのことに終始してしまえば何が起こるか分からない。
ロシアは普通の国ではないのだ。

ウクライナ戦争がどう決着するかなど、誰一人分からない。
ゼレンスキー、プーチンさえも分からない。
どちらもいつかは敵を圧倒すると思っているから戦っているんだろう。
でもその「圧倒」とはどんな内容になるのか。

プーチンは戦術核を使うぞと何度も脅している。
それがブラフだと言える者はやはり誰一人いない。

そんなことになったら、NATOはおそらく報復することになる
(ウクライナは加盟国ではないが、NATOが黙っているとは思えない)。
KamalaさんはNATOの盟主アメリカ大統領として、
<地球を守る>決断が事前にできるだろうか。
ぜひできてほしい。


PTV(ポーランドテレビ・公共放送)は昨日も酷い映像を流した。

=以下、残酷な事実の描写をします。ご注意ください=

トレンチ(塹壕)争奪の白兵戦に近いような様相が展開される。
「1人称カメラ」をつけたウクライナ兵がその塹壕の交叉するところで出会い頭に
素早くロシア兵をひとり、また一人と銃撃、後者の映像が身の毛がよだつものだった。

ボカシは入っていた。
しかし、その銃撃の凄まじさ、その結果は、ほとんど明らかだった。
ウクライナ兵は最悪の罵り言葉を叫びながら、ロシア兵の顔に弾丸を集中させるのだ。

まず一発目くらいでロシア兵は倒れ、顔面の左側を向けたまま動けなくなっている。
ところがウクライナ兵は正確にその左頬付近を撃ち続け、顔面の半分以上が吹き飛ぶ。
そして1秒足らずほどの間があって、顔の<残骸>奥から新たに赤い塊が飛び出てくる。
間違いない、脳みそだ。

ウクライナ兵はさらに悪罵を投げつけていた。

=描写終わり=


これが戦争の現実だ、もっと悲惨な死に様がウクライナの、
あるいはパレスティナの至るところで見られるー

そんなことばで終わっていいことか?

プーチンがもしこのポーランドの番組を見ていたなら、敵愾心を募らせ、
あるタイミングで報復してやると思っているのではないか。
なにしろPTVの司会者は、番組を「show」と言っているのだ。
いくらポーランドの宿敵ロシアであっても、おぞまし過ぎる。


私はこういう残酷無比な現実を見ていつも思うのだー
この悲惨な死を遂げた兵士の母は、父は、このビデオを見たら錯乱するだろうと。
むろん兵士の特定はできぬ映像にはなっているけれど、
息子が戦死したと知ることになる親が、家族が、あの惨い殺され方をした兵士は
自分の息子、兄弟、甥、従兄弟ではないかと思った時点で、
彼ら彼女らは半永久的なウクライナとポーランドへの恨みを持ち、
子々孫々受け継いでいく。

パレスティナでだってそうだ。
ハマス殲滅と言って一般人をも巻き込みまくって殺戮が繰り返され、
その恨みが結局子々孫々受け継がれていくだけだ。

<しかたがない戦争>などというものはない。
現実にある、あったというなら、それは絶対に回避できなかったとも言うのか?
避けられない戦争などというものは、結局思い込みだ。

いのちの蕩尽でしか落としどころがつかないなんて、一体誰が決めた?


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