ニャー、７月最後の土曜日になっちまった

昨日から仕事は夏の特別態勢に入った。
もう大昔のようには働いていないから、過酷ということはない。
けれども１授業の時間は拡大するので、普段よりはもちろんキツい。
何より中学高校英語に熟達したいという生徒たちの熱意こそそのキツさへの報酬だ。

*

「ドイツで製造されたクルマ」という日本語を英語にするという
過去分詞の後置修飾の問題を出したら、ある中３の女の子が答え合わせで
隣の女の子と顔を見合って笑っているから、どうしたのと尋ねた。

a bear made in Germany

と彼女は解答したと言うのだ。

「クルマ」を「クマ」と見誤った、と。

私は自動車を「車」と表記することは避けている。
いつも「クルマ」とカタカナで書くのだ。
その女の子には気の毒だったー
私が「車」と書いていればミスはなかったろうに。

それでも、「ドイツ製のクマ」って何だ。

*

バイデンさんの老化著しく、トランプさんが暗殺未遂事件に遭い生き延びて、
これはもう勝負あったと思っていたが、バイデンさんがstep downして
ハリス副大統領が民主党大統領候補になり、今支持率でトランプ氏を凌駕する
勢いのようだ。

これから彼女も大変な非難や批判にさらされるだろうが、耐え抜いてほしい。

アメリカ民主主義、延いては国際問題解決においても、トランプさんより彼女の方が
どれほど価値の高い存在であるかは火を見るよりも明らかだ。

*

パリ五輪が開幕したようだ。
前回失った五輪への興味、信頼は、私にとっては回復していない。
楽しみにされている方々を腐すようなことを書きたくはないけれど、
国威発揚とかって、本当にもう古臭い。

どこの国の選手で、その国のメダル数は何個でとかを論うのではなく、
ただアスリート個人の努力の成果を称えるものになればいいのに、と思う。