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独りで反戦

冬季五輪については、女子フィギュアの例のdoping問題が象徴する
勝利至上主義に辟易してしまって、どこの国がどうのこうのというノリにはとっくに
ついていけなくなってもおり、競技全体について関心が湧かず、まったく見ていない。

そんなことより、ロシアのウクライナ侵攻は確実だというバイデンさんの言葉に
もっと世界は注目しなければいけないじゃないかと憤りすら覚える。
(勝手に憤ってろ!)

両国の戦争で失われる命は養老先生の謂う「三人称の死」ばかりであって、
直接に悲嘆に暮れる対象となる死はまったく私にはないけれど、
「知ったこっちゃない」と至って平静でいられるほどの冷血漢でもない。

エスカレーションが起こらないとは言えず、ロシア・ベラルーシなどの集団安全保障条約
機構(CSTO)対西欧諸国などの北大西洋条約機構(NATO)が正面衝突する可能性が
ゼロとはまったく言えない。

18日はYOKO ONOのお誕生日だそうで、IMAGINEが五輪の開会式でまたもや流れた
そうだけれども、「世界の中央に咲く華の国」の、香港や台湾、
チベットやウイグル人を苦しめ、南シナ海などでも覇権主義を貫く態度にずっと
触れてきて、なんの悪趣味なジョークなのかと思ってしまう。

人類の宝とも言える名曲が五輪で流れようが、戦争は、紛争は果てしなく続く。
おいらの反戦歌なんてただの自慰行為以外の何物でもない。

しかし、こんな世の中に俺は決して同調しないぜ、独りで歌っているだけだぜ、
と宣言するしかない。


I Can Never Breathe My Last (Unless You Say Good-bye)
ーKing Reguyth & MNEMO
掲載終了


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stma320

私も戦争は嫌いですよ!
でも反戦というと…。
マザーテレサの言葉「私は反戦運動には参加しません。しかし、平和活動には喜んで参加します」といのをテレビで知って、勉強になりました。とは言っても詳しいことは説明できないので聞かないで下さい。
反戦歌も平和活動だとは思うので嫌いではありません。簡単なようでいて難しいですねよね、平和って。
by stma320 (2022-02-19 21:09) 

mnemo

stma320さん、おはようございます。
「反戦運動」が「平和運動」と異なるかどうかはよく分かりませんが、きっと「反戦」の方が「平和」よりネガティヴに響くということでしょうか。

Twitterでも呟いたのですが、「どんな理由があれ、これから大量に、無差別に、人を殺すことも辞さないという輩がデカい面しているこの世と言う地獄」に反対します。

by mnemo (2022-02-20 08:05) 

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